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あれから4年が経ちました。
お袋が無くなってから早4年が経ちました。
最後まで見事な生き様だったお袋でした。 私が23歳になる年に十二指腸潰瘍で十二指腸全摘をし、胃を 4分の3切除する大きな手術をし、その時から私の病気の事で お袋には随分と迷惑をかけてきました。 その後も腹膜炎、腸閉塞と大きな手術をし、女房にもお袋にも 心配の連続だったと思います。 私自身は病気にあまり気にせず仕事にのめり込むので、気が 付くと何時も手遅れの救急車でした。 お袋が亡くなる9か月前に私が癌で入院した時も数年前に 大腿骨骨折で手術をして杖を突くようになったお袋が、車椅子 に乗って、私を見舞ってくれました。 最後の最後まで、心配をかけっぱなしでした。 私が自宅を建てお袋を寒川に呼んで一緒に住みましたが、78歳 位の同じ年の友達が出来ずに、趣味の事をやっていたいと云う ので、町田でノンビリやっていく!こんなことで農協の団地を 借りてあげ、一人暮らしを始めました。それは私にお袋の所へ 通う事と、経済的にも2つの世帯なので大変でしたが、今迄の 事を考えるとお袋の好きなようにやってもらおうと女房と話、 11年間、好きな様に楽しんでもらい、離れて見ていました。 お袋が亡くなった翌年に、東日本大震災が起こりました。 もし、お袋が一人でいたら、大怪我をしていたに違いないとも 思っています。自分が好きな、昔からの茶箪笥などをいつも 近くに置いていましたので、おそらく全部倒れて大怪我をして いたのではと思います。 大腿骨を骨折してボルトが入っていても、ノンビリ一人でやって 居たいと云う気丈の母親でした。 一人でノンビリと云うよりは、お袋なりに、私たちに迷惑を掛け たくないと云う気持ちと思いやりだったと感じます。 最後まで、陶芸が好きだったお袋の現役最後の作品が焼きあがり 通夜の日にみんなの前に飾られました。(生き様が凄い!) 私が好きな作品です。 ![]() ![]() ![]() 自宅のお袋の部屋に飾られています。 未だに、お袋の部屋です。 ■
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by friedband
| 2014-06-24 18:15
| 日常
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今井せいじのもう一つの顔
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